春の霞に花吹雪
ぴんく色のハート♡は さくらの花びらでしょうか?
“ ゆく春 ”という名のお菓子です
我が家の桜は
やっと咲きだしたところなのに
お菓子やさんは 季節の先取り
でも さくらは咲いても そうでなくとも 美味しかったです
≪ 花開萬国春 はなひらいてばんこくのはる ≫
まだ 寒さが残る中で梅が咲き やがて桜へと移って行き
どこもここも春一色に染めあげらる
その心躍るような春到来の感動と歓びが ←とってもわかりますよね~
満たされています
とても華やかで喜びにあふれた語句ですが
ここにいう「花開く」とは単に
梅や桜の花が咲くということでなく
心華しんげ開く つまり心の花が開くことらしいです
長い忍苦の修業のかいあって悟りが開けることだそうです
悟りの目で眺めてみると
昨日まで穢土(えど)と思っていた現実の娑婆世界が
そのままで極楽浄土であり
春爛漫の美しい楽土であることに気付くのだそうです
・・・・・。 修業させていただきます
旅箪笥 (たびだんす) 。。。。。のお稽古をしました
みなさまご存じかと思いますが
利休さんが背負って戦地へ赴き
お茶を点てるためにと 考えられたそうで
中に お道具がしまってあるんですよね
こんなふうに 入っております
お茶碗の 外も内も桜です
こちらのお茶碗にも 桜が満開
どうにもボケた写真が気持ち悪い・・・・・ ごめんなさい
さて こちらはなんだと思われましたか?
黒い棗のふたに 黒い桜の模様が・・・・・
夜桜棗 よざくらなつめ です
ふたをあけると こんなふうです
四月のお茶室は お釜が特徴的で
表千家では 四月に釣釜(つりがま) となります
通常 釜は
炉の中に設置した五徳の上に乗せられているわけですが
釣釜では この五徳を取り除き
天井に打たれた蛭釘から 釜を釣り下げて使用します
釣釜に使う釜も
雲龍 車軸 鶴首といった
通常よりも細長い ごく小さめのものを使用します
つられていますので
お点前をすると ゆらゆら揺れるんですよね
でも この揺らぎ・・・・・が
陽炎や春の風を表すという なんともいい感じな風情
日本人の感性って 素敵だ~
こういったことが 仕事でのバタバタを忘れられるひと時となり
私にとっては 庭遊びとともに大切なリフレッシュの時間です
さぁて
週末は 晴れてくれるかなぁ
庭で やりたいことだらけです
みなさまも よき週末をお過ごしくださいませ
リピーターのみなさま方には
本当に感謝しております